※長文です。
飲みに出た目的は大きく下記の2つ。
●今までよく会っていた人や、お世話になっていたお店の人に会う。
●お店で過ごすことができるのかの確認(におい、体調面共に)
ちょっと長くなりますが、まず飲めるようになった経緯を最初に話そうと思います。
元々飲みに行くのが大好きでよく飲みに行っていました。
そしてお酒の中で日本酒が大——–好き。
異臭症になり色んなストレスがすごくて
「楽しみを作らなきゃやってられん！」
となり、元々大好きな日本酒を大量に買って冷蔵庫を開けてはそれらを見つめ、飲める日を想像してはにやにやするっていうなんとも気持ち悪い自分なりの楽しみを作っていました。
甘いものは異臭症になっても比較的に大丈夫だったので、家で水・米麹・米でアルコールの入っていない甘酒を作っては毎朝飲んでいたこともあり、
「どぶろくとかにごりとか似たような系統の日本酒なら飲めるんじゃないか？」
と思いその2つを少しずつ練習をかねて飲みだしました。(異臭症になって3ヵ月ぐらい経ったころの話です)
それからフルーティーな日本酒も練習していって少しずつそれぞれのお酒の味がわかるようになっていき、違いもわかるようになったのがちょうどGWの手前ぐらいです。
その前提を踏まえていただいた上でGWに飲みに行ったお話をしていこうと思います。
GWのような長期休暇はなかなか取れないこともあり、
「このGWを使わない手はない！」
と思い気分転換も含め、よく行っていた日本酒barに久しぶりに行くことにしました。
(食べ物はニオイとか味が無理なものがまだ多いこともあり食べることをメインとしているお店はまだ行くことが難しいため)
お店に入った瞬間マスターがびっくりしたような顔で
「おぉー！久しぶりやなー！」って迎え入れてくれたのですが、マスターの顔を見ると笑顔なんだけどちょっと戸惑ったような感じを感じました。
それで「っあ、なんか聞いているな」って。
実はそこの常連の方に症状について話している方がいたのですが、「話よったな」ってその時点で察しました。(話している可能性も考慮していたけど、いざそれが現実としてあるといい気分はしないですしその人には真剣な事柄については話すのをやめようと心に決めた瞬間でした。)
※他のお客さんが帰ってからマスターと2人で話すことができて、そのときにストレートに質問をしたら案の定話を聞いていたみたいで。
ただ「嗅覚の感覚があんまり良くなくて、においがしない」って形で聞いていたらしく間違った情報が流れていたこともわかり、マスターは他言しないだろうってのもあってちゃんと自分からどんな症状なのかを説明しました。
話を戻し、
その日はよく飲んでいた子と偶然にも連絡を取っていて
「練習と気分転換に〇〇(店の名前)行ってくるわー」って話をしたらまさかのわざわざ駆けつけてくれて。
「会いたい」と言ってくれていた言葉を半々ぐらいで受け止めていたから(傷つきたくないから)、こんな風に思ってくれて行動してくれる人がいるんだ…！ってすごくありがたかったです。
そんな嬉しい出来事がありつつその子に対して1つうちの配慮が欠けていたなと後悔していることがあります。
自分が飲んでいた日本酒と同じものを頼むか悩んでいたから
「少し味見してみる？」
って聞いたら
「いいですよー」
ってずっと断っていて。
よく一緒に飲んでいたときは
「っえ、いいんですかー！」って飲んではったのを知っているからこそ不自然で。
それからずっとこの出来事を振り返ってみて思うことがありました。
PCR検査とか抗体検査に異常がなくて、身体は元気で見た感じも普通に見えても
「異臭がする」っていう普通じゃない事柄に無意識にでも「うつるかもしれない」っていう思いからきている反応なのではないかと。
自分の症状が良くなってきていたから前みたいに普通に接していたけど、人によってどう思うかはバラバラで。
前みたいな感覚で接するのは難しいということを念頭に入れておかないといけないことを痛感しました。
この事で考えるようになったのが「完全回復」ってならない限り前みたいな関係に戻るのは難しい人もいるだろうってこと。
そして「完全回復」をしたとしてもそう思ってもらえず距離を取られて接してくる人もいるだろうということ。
自分が良くなっていってたことが嬉しくてそこばかりに意識がいって視野が狭まってしまっていたと反省する日でもあり、約6ヵ月ぶりに会いたかった人たちに会えたことが嬉しくて気持ちの面ですごくいいパワーをもらえた日でもありました。
全然まとまりのない文章ではありますが、GWにトライした日のこと、そこで感じたことを書きました。
今回の投稿に関してあんまり参考になることはないかもしれません。
もし1つお伝えするとすれば、人に会うように動き出すと色んな反応が返ってきます。
いい反応も悪い反応もです。
そこについて前もって考えておくといざ対峙したときに自分なりの、自分の気持ちを守るための方法を準備できるかもしれません。
今回長い文章にお付き合いいただきありがとうございました！
※PCR検査、抗体検査を受け陰性であることから行動しておりますが、飲みに行ったことに関して賛否両論あると思います。色んなご意見があること承知の上で、記録として残しております。
ご理解の程よろしくお願い致します。
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