甘酒は昔から「飲む点滴」と言われるほど美容や健康に良い成分が沢山含まれている飲み物として知られています。
お店で購入される方が多いのではないかと思うのですが、ヨーグルトメーカーを使えば自宅で簡単に作ることができます。
今回は実際に筆者が愛用している「ビタントニオ VYG-20」を使用していきながら手作り甘酒の作り方は効果について詳しく説明します。
甘酒の作り方
以下では下処理も含め、甘酒を作る手順を説明していきます。
下処理(瓶の煮沸消毒)
①消毒する瓶が浸かるぐらいの鍋に水かぬるま湯を入れ、瓶を浸けてから沸騰させ5分程煮沸消毒します。
☝瓶を熱々のお湯に入れると割れる可能性があるので、必ず水かぬるま湯に浸してから沸騰させてください。

②火を止めて、瓶の蓋も入れ3分くらい浸けて消毒します。

③消毒が終わったら乾かします。
☝瓶が非常に熱くなっているので、取り出すときは気を付けてください。

甘酒の作り方
【材料】
・柔らかめに炊いたごはん 300g
・水 250cc
・乾燥米麹 150g
【手順】
①瓶にごはん300gを入れます。

②水250ccを入れてよく混ぜます。


③米麹150gを入れてよく混ぜ合わせます。
☝あまりにも混ぜづらいようでしたら少量の水を加えても大丈夫です。


④全体が混ぜ終わったら、蓋を閉めて発酵器に入れます。


⑤メニューのボタンを押して、「甘酒」を選択しスタートボタンを押します。
60度で8時間発酵させます。


8時間後
勝手にランプが消えたら出来上がりです。


仕上がり

出来上がりは結構ドロッとしています。
味わいは、甘いけどしつこくないほっとするような甘さです。
このままの状態で「食べる甘酒」として私は楽しんでいますが、ハンドブレンダーでかくはんしてなめらかにし「飲む甘酒」として楽しむのもオススメです。
注意点と保存方法
甘酒は自然な発酵飲料であるため、保存期間が限られています。
作ったばかりの甘酒は冷蔵庫で保存し、なるべく早く飲むようにしましょう。
また、清潔な容器に保存することも大切です。
おすすめの飲み方
■夏は冷やして、冬は温めて飲む
夏は夏バテで食欲がなくなる方も多いのではないでしょうか。甘酒は栄養が豊富ですのでの食欲がない時でも栄養ドリンクとして手軽に栄養を摂ることができます。
また冬場など身体が冷えた時などは、生姜を加えて温めることで身体がポカポカします。
■フルーツと一緒にブレンドしてスムージーにする
お好みのフルーツと組み合わせてスムージーにすることで、色んな味を楽しむことができます。
フルーツだけでなく、野菜と組み合わせても美味しいです。朝食に取り入れるのも良いでしょう。
■アイスキャンディーにして楽しむ
氷を作る製氷皿に入れ、爪楊枝などを差し凍らせることで簡単にアイスキャンディーを作ることができます。好きなジュースで割ったりしてアレンジすることもできるので、お子さんと一緒に作れば喜んでくれるのではないでしょうか♪
手作り甘酒のいいところ
1.自然な原料の使用
米麹や水、砂糖など、身近な食材を使用するため、添加物や化学物質を気にする必要がありません。
2.健康への配慮
手作りで作ることで添加物や保存料を摂取せずに済み、健康にも負担がかかりません。そして自然な発酵飲料として、腸内環境の改善や免疫力向上にも効果が期待できます。
3.味や風味の調整が可能
発酵時間や米麹の量を調整することで、自分の好みに合わせて味や風味を調整することができます。
健康効果
1.腸内環境の改善
甘酒に含まれる乳酸菌や酵母が、腸内環境を整える効果があります。腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑えることで、消化や排泄を促進し、健康な腸内環境を維持します。
2.免疫力の向上
甘酒には、免疫力を高める効果があります。乳酸菌や酵母が免疫細胞の活性化を促し、ウイルスや細菌などの病原体から身体を守る役割を果たします。これにより、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなります。
3.疲労回復効果
甘酒に含まれるビタミンやミネラルが、疲労回復に役立ちます。特にビタミンB群や鉄分などは、疲労回復やエネルギー代謝に関与し、体力の回復をサポートします。
4.美肌効果
甘酒に含まれるアミノ酸やビタミンが、肌の保湿や美肌効果を促進します。肌の新陳代謝を活性化し、シミやシワの改善にも効果的です。
まとめ
実際に甘酒を作るようになるまでは、
「甘酒って作るの難しそう…」って思っていたのですが、実際に作ってみたら材料を混ぜてあとはビタントニオに任せれば自宅で手軽に作ることができます。
手作りの甘酒は添加物や保存料を使用せず、自然な甘みと豊富な栄養素が詰まった飲み物です。
日常生活に取り入れることで、健康的な生活をサポートしてくれるでしょう:)
コメント