突然、異臭症になった話④味覚への影響/【嗅覚障害・味覚障害】

突然異臭症になった話 雑記

異臭症になってから味覚へも影響がありました。
●食べものがドブ臭く、腐ったような味がする。
●口の中に何もなくても、渋みや苦みを感じる。
●味がよくわからない
等。

今でも印象に残っているのが、お鍋に入れた手羽元を噛んだ瞬間あまりの臭さと味に思わず口から吐き出してしまったことです。
「っえ、これ腐ってる?」と思ったほど。
それからというもの肉全般がそのなんとも言えない味がするようになりお肉全般食べれなくなりました。

嗅覚と味覚は密接に結びついています。

鼻と口がつながっていることを考えると想像しやすいと思いますが、それに加えて舌の味蕾(みらい)は味を識別し、鼻の神経はにおいを嗅ぎ分けます。
それらの感覚が脳へと伝達され、その情報を統合することで風味として認識し、味わうことができるのです。
鼻がつまったら味がしなくなるのはこのためです。

私の場合はラッキーなことに「甘み」に関しては、本来の味もしくは近い味で認識することができています。
ただ食材本来の甘さはまだわかりにくく、砂糖のような甘さはしっかりとわかるという感じです。
例えば、焼き芋を食べたときさつまいもの味が薄く感じて
「こんな味やっけな?」
と考えながら食べる感じです。
同じさつまいもでも大学芋ならしっかりと味を認識できて、
「うぅ美味しいよ~(;_;)」って思いながらしみじみ味わってます。

この話からもわかるように、食べものの味が不快な味に変換されるだけではなく、「味覚の低下」などの影響も受けます。

もし味覚への影響もある場合、まずお医者さんに相談してみてください。
最初の方で書いたように嗅覚と味覚は密接に関わっているからです。

そして可能なら血液検査をするのもオススメします。
なぜなら嗅覚の問題のほかに「亜鉛不足」で味覚に影響が出ていることも多いからです。
血液検査をすると正常なのか不足しているのかを知ることができます。

それから自分でできることとしてオススメなのは、いろいろな食べ物を実際に食べてみて
・食べれるもの
・本来の味まではいかないけど食べれるもの(グレーゾーンのもの)
を自分の中で把握することです。
※受け付けない食べものは無理に食べなくていいです。想像しただけで苦痛…。

グレーゾーンの中から、食べられるものの中の食べ物と近いものを食べるようにしていくと味覚の訓練にもなり食べられるようになる可能性が高くなります。

実際に私も色々試して、食べられるものが増えました。
あくまで個人的な結果にはなるので、やるかやらないかはご自身で決めてください。

元々たべること、飲むことが好きなので本当に早く治ってほしいなと思う日々です。
それでも本来の味を感じたり、食べれるものが増えたりとそれが0.1mmぐらいの進歩だとしても少しずつでも前に進めているので、その度に自分にははなまるをあげています。

私は治ったら、
焼肉をたらふく食うぞー!
と心を燃やしております。
みなさんは治ったら1番最初に何が食べたいですか?

当たり前のように「美味しい」と言える日々が戻りますように。
一緒に頑張りましょう。

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